仕事でかけまわる(駄洒落)

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     駅からバスに揺られること20分程度の丘陵地にある。途中の市街地には、地元国立大の結構広大なキャンパスがあり、かつ今時らしく、国立といえど、私立の有名大学のようなシャレた趣をしているのが車窓からもわかる。乗り合わせた若人のうち、きらびやか組は大抵ここで降車し、今一つ冴えない組が居残り、坂を上ることとなる。

     

     そんなある意味パンクロックな諸君は、みんな真面目で熱心で、こちらも熱が入った。理系の大学につき、歴史の話は敬遠されるかと思ったが、杞憂だった。通常、学生の興味を喚起するため、いくつか歴史豆知識的小噺を挟むのだが、面白がっているのは自分だけというお寒い状況になりがちなところ、ここでは総じてウケた(よくてクスクス、せいぜいニヤっとする程度だが、通常そんな反応は超希少)。大変に心地よいのであるが、可能性としては2つ考えられる。1つは、何事にも興味を覚える質の高い学生が揃っている説。もう一つは、知的好奇心が満たされることがあまりないので、やたらと飢えている説。当然前者だと願いたい。 ちなみに、その分野の学問に関連した小噺がウケるのは、しゃべる側の技術の問題もさることながら、学生の知性が多いに関係しているという。これはどこかの大学の先生が言っていた話だが、なるほどそうかもしれない。その先生はこのため、「この話は面白いから笑うように」と前置きしてから披露するという。形から入ることで、理解力を高める狙いである。面白い試みだと思うが、自分自身でこれを実行する勇気は出ない。

     

     学食のカツカレーは美味かった。俺の数少ないサンプル調査による偏見によると、理系の大学はカレーが美味い傾向がある。実験等々で、大学にいる時間が必然的に長いからだろうか。ただし、今時の学生は、やたらと「唐揚げマヨネーズ丼」の類を食べ、カレーを食べている人は少ない。

     

     国立大が私立大のような雰囲気だったのに対して、こちらの校舎はかつての国立大のようだ。個人的には古臭い方が雰囲気があって気分的にも落ち着くところがあるのだが、今時はどこの大学も常にどこかを新築か改装工事している。見栄えを随時更新しないと客が入らないラブホテル経営をつい思い出してしまうのだが、とにかく綺麗じゃないと学生が集まらないらしい。そこへいくと、この大学は最近珍しい印象である。地元自治体がたんまり払うスキームを他で採用して展開しているからだろうかとか余計なことを想像してしまうが、それはさておき、とにかく退場いただくおっさん連中にはご退場いただいて、若人には存分に学んでいただきたいものだ。


    【アマステ(Amagasaki-State)×2888】(23)To Know You Is To Love You

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      シーク教の寺院はキラキラしている。アムリットサルにある総本山は黄金寺院というくらいキラキラしている。行ってみたかったが今回は断念。ただし今後インドを再訪問するかどうかは不明。

       

       最終日。昨日放任主義だったT氏が、今日はなぜかホスピタリティに溢れていて、ともにオールドデリーを歩くことになった。いわゆる旧市街である。イギリスが作ったのがニューデリーで、その前からあったのがオールドデリー。全部ひっくるめてデリーとなる。


       どこの国でもそうだが、旧市街はごちゃごちゃ雑然としていて雰囲気がある。何度も書いているがニューデリーはちっとも楽しくない街並みなので、余計に活気を感じてとても魅力的だ。まあ比較するまでもなく、おそろしくカオスな地域なのだが。

      乗りすぎ

       

       とりあえずは昼飯。ハエの飛び交う地元食堂で、立ち食いソバくらいの値段でカレーのセットがいただける。これでも全然上級の店のようで、この後もっとディープな店を見かけた。T氏は「全然気にしません」と出された水をガブ飲みしている。

       食後にラッシーを飲んだが、日本との差を最も感じた飲食物はこれだった。あまり好きな飲み物ではないので、日本のインドカレー屋で注文することはないのだが、本場のラッシーは濃厚なめらかまろやかで、実にうまかった。

      インド国内ではマクドナルドの大量閉店が起こっている。営業許可の失効が理由だが、背景には社内の対立があるとのこと。宗教事情で牛豚を使わないだけでなく、ベジタリアンにも対応している(多くの飲食店でベジタリアン用とノンベジ用の2つのメニューがある)独特の営業形態を見て見たかったが。

       

       

       

       

      活気とカオスは同義

       

       店舗がずらっと居並び、人でごった返したこのエリアでのミッションは、それこそスーベニールである。父親と兄貴に何かおもしろい服を買うべくウロウロした。兄にはターバンの絵を描いたTシャツ、父親にはムスリムの男性が来ている服(こういうやつ)を買った。トリバンドラムの服屋と違い、こちらの店員はサイズにうるさい。父親に似あいそうな薄い辛子色を手に取ると(白以外にもいろいろある)、「それはYouにはデカいよ」と頑なに売ってくれなかった。見かけはヒラヒラゆったりした印象があるが、実物はかなりしっかりした硬い生地で、日本で着てもあんまり涼しくはない。

      包装パッケージのデザインも日本では見ない独特の調子

       

       別の店で、日本ではまず見かけないポロシャツを自分用に購入。出されたサイズがXLとあるので「Lはないの?」と聞いたら、「YouのサイズはXLだ」とムっとした表情で(単に顔つきがキツいからだけだと思うが)俺の背中に両肩の端を合わせて「OK?」と念押しされた。実際ピッタリだった。さすが綿の国。

       

       ワゴンセールのように古着が雑然と盛られた店では、大量に韓国のサッカーユニホームが売られていた。どれも捨てるような煤けたシャツばかりの中、よくできたデザイン、かつ百何十円だったので、つい買ってしまった。ちなみにこの武将は秀吉の唐入りの際に活躍した朝鮮王朝の武人李舜臣。ソウルの官庁街の目抜き通りにも巨大な銅像がある。日本と戦ったという経歴につき、この銅像は日本に向いて立っているとの説があるが、地図で確認すると、実際には向いていないことがわかる。ただただ設置場所の形状の都合に合わせた方向を向いている。ま、サッカーで祖国の英雄とはいえ武人をモチーフにするのは当世風の在り方としてはあまり適切ではないのだろうが。

       なぜ韓国ともサッカーとも大して縁を感じないインドにこんなものが売っているのか。ネット情報の丸写しによると、チャリティで集められた衣服を各国のマーケットに卸す業者がいるからとのこと。こういう衣類の輸出額は1位アメリカ、2位イギリス、3位ドイツ、4位韓国、とあり、韓国の古着と出くわしたのは比較的確率の高い現象といえる。こうして俺の目の前に現れ、「なんじゃこりゃ」と面白がって買う。風が吹けば桶屋が、では済まさそうな流通ないしは経済の巨大さの片鱗に触れた瞬間だった。しかしこれ、PKとかけてんのかな。


      【アマステ(Amagasaki-State)×2888】(22)Happy When It Rains

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        気持よく寝そべれそうだが、スコールの後だったので、見かけと違ってベタベタのぐちゃぐちゃだった。

         

         周辺はラージパトという大通りと広大な芝生広場がある。共和国記念日(憲法記念日のようなもの)に大規模なパレードを行う目抜き通りで、ガンジーの葬列もここを歩いた。写真奥に見えるのがインド門。これについては後述。

         

        インド門の反対側の終点にあるのが大統領官邸。霞んでいるのはP的なものの仕業。

         

         平日ということもあって人はまばらだ。飲料やアイスを売る屋台の傍らで、その辺の木の実を拾い集めて路上で売っている子供がいる。その隣では同じことをやっている年寄りがいて、この少年はあの年までこれをやり続けるのだろうかと一瞬考えめまいがしてしまう。しかしその辺に転がっている実を集めて誰が買うんだろうと思ったが、いかにも金持ちそうなマダムが車ごと横付けしてまとめて買って行っていた。「途上国では物乞いが多く、優しい日本人はすぐ施そうとするが、現地人が『キリがない』と厳しく咎める」という場面が80〜90年代辺りのフィクションなんかでよく描かれてきたものだが、施しをする現地の人はそれほど珍しくもない。一方「優しい」はずの日本人に今、扶助の精神てどれくらいあんのかな。時代も変わったということか、それともただの認識の齟齬か。


         一日乗り放題券を買ったはずだが、博物館とラージパト周辺の散歩で体力を使い果たしてしまった。くたびれ果てて戻ったら、「もう帰ってきたの?」とT氏から冷たい一言。一旦シャワーを浴びてひと眠りしようと客室の風呂場の蛇口をひねったら、白く濁った水が出てきて硫黄臭が立ち込めむせ返った。この建物は蛇口から温泉が出るようだ。ただし浴びても健康になるどころかまた腹を下しそうだが。

         

         普段全く使っていないから水道管のどこかがおかしいのだろう。ちなみにこちらの給湯器(ギザという)は、タンクにためて湯を沸かす方式なのでスイッチポンですぐにお湯が出るわけではない。多少時間がかかる。その上、貯水式なので考えずにジャージャー流しているとそのうち水になる。今は暑いのでどうってことないのだが、冬は切実だ。

         

         別の風呂場を借り、仮眠して目覚めると、T氏もちょうど仕事を終えていた。時刻は7時半。日本は早版の締切前の深夜だ。国内ニュースと違って遅番で差し替えることは皆無なので、インドでは実に常識的な時間に勤務が終わる勘定になる。時差的には恵まれた国といえる。

         

         腹具合が依然予断を許さないので、香辛料は避け、日本料理屋に行くことにした。海外に行くたび日本料理を食うのが定番化している。ショッピングモールの一角にある店に案内してもらった。スコールで辺りは水浸しになっている。
         壁にむやみに浮世絵が描いてあること以外は、なかなか実地調査が行き届いた内装だ。座敷があって、薄い暖簾で仕切られている。店員はミャンマー国境付近、それこそインパールのある辺り出身の人で揃えているらしい。外見が東アジア系なのだ。注文を取りに来た若い女性は、芸人のキンタロー。のような外見だった。

         

         天ぷらに焼鳥に焼餃子に、適当に日本の居酒屋メニューを頼んだが、どれもこれもよく出来ており、美味しい反面、話のタネにはならない。外国の風変りな日本料理をあげつらう手の恥ずかしい番組も、ネタ探しに苦労しそうである。

        韓国鍋の受け皿を使用している以外はまったくそのまま(むしろ今風の過度な味つけがてんこ盛り)だった味噌ラーメン。日本人にとっては味噌にするか醤油にするかが重要だが、こちらの人にとっては鶏にするか豚にするかが重要(選べる)。

         

         ビールはまだ酒販売の許可が役所から降りていないので出せないとのことだったが、まあこっそり出しますよと、マグカップで隠蔽されて出てきた。なぜかハングル。「幸福」と書いてある。系列の韓国レストランのを流用しているのか。それともこちらがタミル文字タイ文字の区別があんまりつかないのと同じようなことか。


        はぐらかしつつその話

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           なんとまあ劇的な一打だった。あわや完全試合というノーヒットピッチングを続けておきながら、味方が得点してくれず、延長10回でとうとう被弾してサヨナラ負け。


           もちろん、ドジャース対パイレーツの話だ。とひねくれはぐらかしてみる。
           今年大注目のアストロズが快進撃を続ける中で、気づいてみたら、両リーグ最高勝率はドジャースになっていた。4年連続地区優勝しながらワールドシリーズに届いていない、まあいってしまえば花咲徳栄みたいなチームだから、もうそろそろ花咲徳栄同様、チャンプになってもよい。今やヤンキースを凌ぐ金満球団になっているから、結果を出さないとちょっと恥ずかしくもある。

           

           そういう中で財力を活かし、注目のあの選手を獲得してさらに強力布陣になった。
           もちろんメッツから移籍のグランダーソンのことだ。とまたひねくれてはぐらかしてみる。ウェスリー・スナイプスにちょっと顔が似ているので、かの古典的野球映画を思い出す見ていて楽しい強打者だ。背番号がピッチャーに見えるくらい上半身をねじる構え方も恰好いい。

           

           問題は、レギュラーシーズンをぶっちぎりで勝ち抜けても、ポストシーズンであっさり負ける例はいくらでもある点だ。ドジャースはこのままいくと、シーズン116勝の記録を持つ2001年のマリナーズを超える勢いだが、2001年のマリナーズってそんなに強かったっけ?と記憶から消えかかっているのが悲しい現実だ。シャンパンを開ける機会にちっとも出くわさないイチローのMLBキャリアの中で、唯一はしゃげたシーズンである。このときはリーグ優勝決定シリーズでヤンキースに敗れたが、そのヤンキースはワールドシリーズでダイヤモンドバックスに劇的に敗れた。劇的過ぎてマリナーズのことはすっかり忘れてしまった。球汚れなく道険し。

           

           ポストシーズン以上に一発勝負トーナメントに日々いそしんでいる高校球児の今年の戦いは、日程の条件その他で珍しく二度見に行った。二度観戦したのは、敦賀気比がベスト4までいった大学生のとき以来だ。あのころ呑気に球場に向かっても余裕で入れた記憶しかないが、今時は、少なくとも内野席はあっさりあきらめたくなるほどチケット売り場に大行列(というより大群衆)ができている。
           最初に見たのはベスト8で、いずれも競り合いを制したチーム同士の対戦だったが、割とどのカードもワンサイド気味のゲームだった。満塁打が飛び交うような打力の向上で、エースの連投にはもはや無理があるのかもしれない。馬渕作戦ももう不可能なくらい、誰も彼も打ちまくる。そんな爛廛躄臭瓩進む中で三本松の健闘はまぶしいが、「三松×二松対決」で力を使い果たした印象もあり、東海大菅生戦では、土佐丸高校のようなチャレンジングな戦い方を工夫してもよかったのではないかとも思いつつ。

           プロ球団大阪桐蔭が「それでもミスで敗退したのは高校生らしい」と思った人もいると思うが、塁審と走塁コーチ以外、誰も気づいていない「セーフ」が響いて敗退するのは、どちらかというとメジャーのポストシーズンで見かけるような種類の「劇的」のように思う。

           

           ベスト4は再び接戦となり、決勝を見に行ったが、またもワンサイドに終わった。決勝を見たのは初めてで、特別な場だから、何対何でも楽しいものだ。「講評」も聞けたし。見るたびワンサイドになっていたので、わが身が雨男ならぬワンサイド男なのではないかと自意識過剰がむくむくとしてくるのだが。

           

           ところでベスト8を見たときに、天理の吹奏楽の格の違いに驚いた。全く意識して聞いてはいなかったのに、球場全体に突き刺さるような金管の高音にまずやられ、太鼓・シンバルのドラムのような凝った打撃に舌を巻いた。特にヒットが出た後のファンファーレがすごいと思ったら、あの定番を作ったのが天理なんだってね。ライブハウスのリハーサルで、めちゃくちゃ上手い対バンの音に委縮しきりのわが身(われがバンド)を思い出したが、元から灼熱で汗だくなので変な汗が出たどうかはわからない。


          【アマステ(Amagasaki-State)×2888】(21)In the lost and found

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             D氏は東南アジアに出張で、今日からT氏に世話になる。午前中にT氏の職場兼自宅に到着するとパキスタンの首相が汚職で失職しそうだということで、忙しくしていた。「というわけでテキトーにしててください」

             世話焼きのD氏と違い、T氏は放任主義である。やもめなので部屋はいっぱいある。一室を借りて荷物を置き、早速出かけることにした。唯一思いついた行先は国立博物館である。東京でも時間が余ると美術館くらいしか毎度思いつかない。困ったものだ。

             ここからはメトロの駅が近い。近いといっても15分ほどかかるがまあ徒歩圏内である。地図を確認して歩いた。中国同様、歩道の状態が悪いので日本のようにはいかない。地図を見たときには川が目印だったのが、実際通ると暗渠になっていた。暗渠というかただ蓋をしているだけなのだが、橋を渡ると猛烈ににおう。文字通り臭い物にフタをするためだけに上を覆ったようだ。

             メトロの駅はなかなか立派だった。事前にネットで調べると、1日乗車券を買う方が、売り場も空いているし、安いからお薦めだとある。窓口で難なく買えたが、事前に予習しておかなかったら全くわからなかったと思う。表示はちょっと不親切な印象。荷物検査があるのは中国風だ。

             

             日本の協力で出来たメトロは、インドでは珍しく工期内に完成したというが、運行もちゃんとしていた。地下鉄は、お国柄より地下鉄文化に従うのだろうか。車内は混み合っていたが、実に整然としたものだった。悲しいかな、このような慣れた文化に身を置くと気分も楽になる。その点、今から思えば韓国は俺にとって最も楽ちんな外国だった。言葉はわからないが異文化ギャップはかなり少なく、日本の常識でおおよそ通用する。いがみあっていても仕方ない相手といえよう。

            ブレた。後でよく見たら駅構内撮影禁止と書いてあった。インドの「鉄」はどうすりゃいいの?

             

             無事到着したが、迷ってしまった。後でわかったが、ガイドブックにある最寄駅で降りたものの、事前に地図で調べたときに、間違った駅からの道順を記憶していたのが原因だった。地下鉄の駅に周辺地図のような気の利いたものがないのも一役買った。
             辺りは官庁街で、役場の勤め人を狙ってか、屋台が軒を連ねて案外雑多な活気に満ちている。昼飯を食っていないのだが、さすがに前科持ちにつき、これらの店の料理を食べる勇気が出ない。ウロウロと迷って人に道を聞き、ようやく見当がついたところで本日最もしつこいオートリキシャの運転手に捕まった。「日本人か。俺は名古屋に友人がいる」。へえそうか、じゃ乗ろうとはならない。なにせ目的地はあと100mほど先なのだ。「俺は、国立博物館に行くんだ」。すぐそこに行こうと歩いているから俺に関わっても無駄だという意図であるが、そんな文脈は全く通じない。

             

             「国立博物館?OKOK、ところであっちのマーケットが今日は免税日だから安いぜ」
             文脈が通じないどころか、こいつにとってそもそもこちらの目的地はどうだっていいのだった。「スーベニールを買うのにちょうどいいだろ、え?」と得意気ですらある。日本人は旅先でやたらと「スーベニール」を買いたがると思われている、とは別にインドに行ったことがあるわけではない俺の兄の談。
             関西弁は国際共通語という大阪人の好きな都市伝説に乗っかって「いらん言うとるやろ、しつこいぞわれ」と凄んでみたが全く通じなかった。多分ネイティブ関西弁じゃないからだろう。そのうち博物館についた。

             手荷物を預けないと入館出来ないのに、預り所がエントランスから遠い。その点を除けば、インダス文明からマウリヤ朝、グプタ朝、クシャーナ朝と時代を追って仏像その他を展示している素晴らしいミュージアムである。しつこさ頼みの営業戦略をたっぷり浴びた後なので、静寂な場所にほっとしてしまう。芸術系の学生だろうか、模写をしている若者があちこちにいて楽しい。滞在中初めてまとまった数の日本人を初めて見た場所でもあった。やっぱり発想が同じなんだな。海外の日本料理屋で出くわしてしまった気まずさが若干漂う、というのは考えすぎ。

            日本とはやや趣の異なる仏像。本家はこっちだけど。

             

            これは有名なやつ。館内は例によって撮影可だが、一眼レフだと料金を取られ、スマホだとタダ。でも金を払ってカメラを持ち込むべきだった、という写り。


             かなりの数の展示があるので、全部見て回るとかなりくたびれる。ミュージアムショップは予想通りといおうか、今一つの品ぞろえだった。マウスパッドのように、今時な商品があるのはよいのだが、モチーフに使っている作品の選択にちっとも同意できない。もっといい作品がいくらでもあったと思うのだが。



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