おっさん枠、舞台に立つ

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     何度となく公演を行った劇場が閉鎖になるということで、ラストイベントが開催された。その初日に出演してきた。舞台に立つのは何年ぶりか(ほとんど座ってたけど)。劇場のプロデューサーと会話するだけのトークイベントにつき、わざわざ知人に告知するものでもないだろう。と思って劇場に着いたら向井が来ていた。「会議抜け出して来ました」。アホか君は。ま、劇場の最新情報を怠りなくチェックしているところはさすが。

     

     軽い面識だけある勝山さんとの共演だった。この劇場に関わり出した時期にちょうど10年の開きがあるので、それくらいの年齢差になる。彼は待機場所で、出演を終えた別の人と今後の舞台の予定の打合せのようなことをしていて、肩身が狭い。舞台を離れて久しい身の俺がこんなイベントに呼ばれる理由は、「出来て間もないころから知っている」といういわば昔話要員だ。

     

     我々の1つ前に出演していたのは、劇場と関わりのあるライターの女性だった。舞台に立つ人ではないので声が明らかに小さい。テレビ収録の観覧に行った人が、出演者の声のデカさに驚いたという話を聞いたことがあるが、同様に、この女性が悪いのではなく人前に出るというのはイメージ以上に人として不自然な行為を必要とするのである。「声張りましょね」などと打合せしていざ舞台に立つと、勝山氏の声がやたらとデカかったので思わず「声でか!」と思ってしまった。まるきり素人の反応。

     

     勝山氏の舞台は一度だけ見たことがある。彼の劇団に所属している人と共演する機会があり、その縁で見たのだが、会話ではなく体の動きを重視したような作品で、ある意味王道みたいな作品だった。少なくとも俺はまったく作れないタイプの舞台。へえーと感心しながら面白く見た記憶がある。

     

     そういう人だからか、スイッチが入ると割と熱く語り出す。プロデューサー氏もどちらかというと語りが長いタイプなので、途中俺が進行役を務めていたような気も。すでに述べたように、俺は昔話枠なので、「出来て間もないころは屋根なかったもんねえ」とこの日の昼間に思いついてメモしたギャグを披露したが、見事にスベった。「そううけない」は想定内(そうていない)。立て続けに「床も芝生やったし」でかすかな笑い、「楽屋もなかったし」で「それだけホントの話やんけ」と突っ込んで欲しかったのだけど、そのためにはボケがあとせめて追加で3つは要る。当然、「そうなんですよ!楽屋なかったんすよねえ」とプロデューサー氏からは善良な一市民の反応が返ってきた。ただこの「楽屋ない話」は、若干名おられた関係者でははない純粋な演劇ファンのお客さんには面白い話だったようで結果オーライ。

     

     開業当初は2階に特撮モノのビデオ販売店があったが(大森一樹が来ていた)その後移転して空いたので楽屋になった。当初は開場前に客席で役者陣は身支度を整えてソデの奥に引っ込み、開演までの30分ほどを3畳ほどの暗闇の中で全員じっと待機しなければならなかった。お陰で開演前には暗くて狭いところにいないと落ち着かなくなってしまった。明るい楽屋があるほかの劇場だと居場所なく感じてしまい、結局ソデのところで待機していたものだった。要点そんな話だ。

     

     現在もつづく一人芝居フェスの第一期にも関わっていたので、そんな話もした。初参加はフェス2年目の2002年で、高校野球の監督が大事な試合の最中に猛烈な下痢に見舞われトイレの個室で悶絶しながら指示を出すという馬鹿馬鹿しい内容だった。本物の便器を使用したのは誤魔化しがなく英断であったが、本来一人芝居なので狭いソデには役者1人だけ待機すればよいものを、便器が重たいせいで便器セッティング要員(ちょび)も暗がりに居続けなければならなかった。この劇場に便器を置いたのは我々が初。俺の役割は終演後の搬出で、自分の車に積み込んで返却しに行ったのだった。フェアレディZに便器を搭載したのは日本で俺が初だろうか。Zの主要市場である北米にはいそうな気がする。というような話もまあまあウケた。

     この一人芝居フェスも年々巨大化して、今年は台湾で上演している。ちょうど俺が行った時期と入れ替わりだった。プロデューサー氏の手腕は大したものだ。我々が出ていたころは、なんとなくお約束で呼ばれていた感があるが、現在は審査を通らないと出られないのでなかなか厳しくなっている。

     審査の話ついでに脱線しておくと(無理やりつなげている)、審査員への暴言騒動が注目を集めているが、個人的な好き嫌いといった主観を明言して審査するのは勇気のいる潔いことだと思う。答えの決まっていないものであっても一定水準までは「客観的指標」で採点できるものだが、それ以上となるとあとは主観が大きい。でも大抵は客観的評価であるというテイを装う。一応専門的識見がある人間としてその席に座っている以上、好きとか嫌いとか素人みたいなことをなかなか口に出来ないからね。なのでホンマは自分がうまく理解できないだけのものでも、評価できない「客観的理由」を武装しようとしがちであるが、それはちょっと卑怯な態度ともいえる。下手端にいた大御所も「僕は古いのか、ちょっと受け付けない」といった趣旨のことを言っていたが、同様に潔いと思う。それで100点満点中15点とかだったら、一定程度までは客観的指標が成立するからこれは不当である。

     閑話休題。終わって向井に感想を聞いたら「らしくてよかったんじゃないでしょうか」と鼻をふがふが鳴らして苦笑している。向井が苦笑するときは俺にとっては上首尾だというのが相場だからこれでよろしい。

     

     2日後、イベントの最終日に打ち上げを兼ねた例年よりも2週間ほど早い忘年会だった。仕事終わりで顔出し。「あ、毎年忘年会だけ来る人」と一部から言われたが、何言ってんの、出演者様だよ。

     

     劇場は取り壊しになるが、別のところに新規開業するので暗いニュースではない。儲かる事業でもないのに、会社(本業は別で、劇場は一部門に過ぎない)はどれだけ太っ腹なんだという感想だが、その辺の社内事情をうかがうと、稼働率だけは高いので社内や銀行への説得力はそれなりに高いそう。つまりはここを定宿にしていた我々もかすかな貢献をしていたわけで、ひいては社会の文化資本への貢献ですわね。

    どうせ取り壊しになるので、壁にサインしちゃってよと言われてデカデカとサインした俺の上にサインするMr.シロッキー


    備忘録

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      エヴァンゲリオン仕様の新幹線を初めて目撃。とはいえちゃんと作品を見たことはない。500系は前から好きだ。写真と本文は関係がない。

       

       今吉の結婚式二次会に招待され、久しぶりに劇団関係知った顔が雁首をそろえた。

       

       会場はロシア料理屋だった。壁にはロシア関連のサークルや催し物のチラシが貼ってあり、コミュニティ機能も担うなかなかいい店だ。早速チラシに亀山郁夫先生の顔写真を見つけてしまい、この界隈の人材不足を懸念してしまった。英語英語の昨今、大学でロシア語を教えているのはいくつあるんだろう。隣国だから一応あるのかな。俺が学生のころはあって、難しいから逆に優しいことしか習わず単位を取るのが簡単だと一定の人気があった。俺は取ってないけど。圧力だ何だ勇ましく聞こえのよいことばかり言っているうち、チャンネルを持つのが猪木だけというお寒い事態になっている北関係にならぬよう願いたいものである。

       

       よくよく見れば、地元でロシア文化のサークルを主宰している人が本を出している。ちゃんと人材は育っているではないかとタイトルを確認すると「フランス人に学ぶ人生哲学」みたいな本だった。宗旨替えしたのか。それともこれは三国協商ということなのだろうか。

       

       料理はいずれもおいしかったが、一品目からピロシキが出てきたのは順序がおかしいのではないかと思った。給食に出たことがあるか周囲に尋ねると皆無だった。日本海側だからか俺が義務教育のころはたまに献立にあった。カレーパンかと思ってかじったら全然違う味がするし、これは何だと献立表で確認しても「ピロシキ」という何のヒントもない馴染みのない文字列が並んでいるだけだしで記憶に残っている。

       

       今吉らしく、実に素っ気ないプログラムだった。新郎挨拶も、改めて話すことは特にありません、くらいの、お前はオカダカズチカかという手短かさで、それが逆に美徳になってしまう辺りが彼のすごさであろう。新婦の友人がどう受け止めたかは知らないが、あまり気にしなさそうな人ばかりには見えた。

       

       問題は、乾杯の音頭を仰せつかったことだ。「あんた以外、こんなのをうまくこなせるのがいない」と念を押されて頼まれた。人材不足の劇団だ。年を取ってわかったことの1つは、いつの間にかみんな挨拶が上手くなっているということで、もうすっかりおっさんだし、こういう場では友人としてのフランクさと年相応のオフィシャルさを同居させなければならない。ライブの前と同じくらい緊張した。向井が「役者なのに挨拶で緊張するんですか」と愚にもつかないことをいう。演劇のチンピラどもが、このような式典でいかに滑って死屍累々積み重ねてきたか、振り返れば思い出すのは容易だと思うのだが。役者は客に向かって喋らないので挨拶や講演は別物になる。

       

       多少グダついたが、どうにかクリアし、大きな大きなため息をついたが、その横でチョビが完全に無言になっている。余興というこれまた死屍累々を自ら積みかねてきた暴挙を担わされ、雑談に付き合う余裕がないと見える。それで彼の守備範囲であるカントの定言命法について質問し、学問的な会話をして落ち着いてもらったわけだが、その甲斐があったのかどうか、彼の漫談は真打落語のようにゆったりと染み入る調子を交えながら、馬鹿馬鹿しさと人情噺が同居するような、まさに「目的の王国」といった見事さだった。

       

       司会の上地といい、スピーチのツッチーといい、年下の連中もみんなうまくまとめていて、トップバッターで助かったと胸をなでおろした。


      終わらなかった

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         オチはウンチで終わらなかった。

         舞台が終わって翌日。体力の限界で車に積みっぱなしにしていた荷物の残りを自室に引き上げたときのこと。段ボール箱が3つないといけないのに、2つしかない。
         これはどうしたことだろう。走行中に落すわけがない。ホールに忘れたのでもないということも、とある事情で確証がある。そうなると、千日前で車に積み込んだときにつみ忘れた可能性が高い。

         作業を手伝ってくれたカミジに問い合わせてみると、「3つ運んだ記憶はあるが、3つちゃんと車に積み込んだかは怪しい」との返事。うーん、これは完全に積み忘れだな。警察に聞いてみるか?千日前が管轄って何警察署だっけ?あー面倒臭え。疲れたZZZ。

         とグダグダしていて時刻は既に夕方。ふと、現場に戻ってみるかと思い立った。箱の中身は過去公演のDVDの在庫である。当たり前だがいかようにでも複製可能なので焦りは少ない。むしろ誰かが拾って適当に配ったら宣伝になるんじゃないかとか都合のいいことまで考える。

         だけどまあ行ってみるかと、難波まで電車に乗って現場に戻った。ありましたよ遺留品が。忘年会に急ぐ人でごった返した千日前通りの歩道上に、誰に関心持たれることもなく、ポツネンと段ボール箱が1つ、何の変哲もなくそこに、あった。同時に訪れる安堵感と寂寥感。

         三国志で、治安がいいことを表現する定型文に「落ちているものを拾う者は一人としていなかった」というのがあるんだけど、まさにそれだ。まさか現代日本、それも難波でそれが再現されようとは。俺の定型句で言えば、曰く言い難い感情に襲われた。

         DVDは一枚千円です。

        THIS 終わり

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           ご来場ありがとうございました。
           無事公演を終了したわけだが、俺だけ帰りにうんこを踏むという事故を起こしてしまった。

           楽日の俺は常に若干孤独だ。大量の荷物を車に積み込み、車なのでコーラで乾杯し、帰宅して車から荷物を降ろしては部屋に放り込むため階段の上り下りをする。一人で俺は何をしとるんだとやっかみの一つでも出てくるものだが、今回はそこに靴底に着いたうんこを便器で洗い流すという悲しい作業が加わった。実に実に孤独であった。多分、段ボールハウスの傍らでションボリしていた老犬のモノだろう。せめて犬のだと願いたい。

           このようにオチだかウンチだかがついた今回の公演であるが、ことの発端は10月末にさかのぼる。
           所用で梅田君と会ったときに、「実は東京に行くことになりまして」と切り出された。舞台俳優を本格的に、という話ではなく単に転職の事情で、というところがTHE三十路なのだが、引っ越すまでのおよそ二ヶ月、「バイトでもしようかな」と趣旨のよくわからん夢を語る。それこそフリーダムの二ヶ月、そこは舞台に出ると言えよと突っ込むと、「年末に上演する劇団で、今から言って加えてくれるところなんかありますか?」ともっともな疑問を口にする。補足すれば年末に芝居を打つ劇団があったとして、まず間がいなく出演者はこの時期既に確定している。「それもそうか」と話は終わったという気分で彼の目を見ると、「やりましょうよやりましょうよ」と鈍感な俺でもわかり過ぎるくらいの光線を放っていた。

           二ヶ月で台本書いて練習して、場所決めて人集めて…、というのは起床して10分で身繕いして家を出るくらい「不可能ではないだろうが相当無理がある」行為だ。だが降って沸いたような話に乗るのはワクワクする行為でもある。「やるか」と俺は答えて、昨日終演に至った。この間、母親を失い、一週間近く寝込み、要は時間がなかった中でようやったわ。人手もない中で、手伝いの人々も運良く揃い、慣れないオペ作業をやってくれた黒瀬&小林姫はじめ、お陰様としかいいようがない。


           さて今作は先日の日記で書いたように、過去公演の焼き直し短編集だった。ゼロからネタを繰る時間的余裕がなかったからだが、自分の過去作品と斜に向き合うという作業はなかなか精神衛生上健全で楽しい作業だった。
           特に元作をある程度なぞりつつリライトした「二人銀河系集団」と「二人13年後」は「要するにこういうことが書きたかったんだよなあ当時」という確認が出来たものだ。つまり当時の俺はまとめきれてなくて、今は岡目八目もあるが筆力の上達でそれが出来るということでもある。
           どっちにしろ上手い下手、自分のどっちとも向き合わないかんので、これまで再演は避けてきたんだけど、こういう格好だと茶化しが入ってる分やれるんだよなあ。

           余談だが、「二人復讐屋」はこれ、いわゆる叙述トリックってやつですね。叙述トリックの推理小説は当然ながら映像化が不可能と言われてるんだけど、舞台だと、客の想像力に委ねる「芝居の嘘」ってやつがあるので場合によっては映像化できるんじゃないかなあ。

           あと、先日の日記で書いた、急に作った一本てのは「ハゲタカハローワーク」である。転職の相談に訪れた男に職安の人が「ハゲタカ」の名台詞で延々回答するという、もうホント、俺がやりたかったというだけの一本。ガンダムや宮崎アニメの台詞を転用したギャグってよくあるでしょ。質自体はアレと全く同じなんだけど、ハゲタカの台詞言われて誰がわかるねん、というのがミソ。
           客を置いてけぼりにして一人突っ走って行く覚悟は出来ていたんだが、意外とウケた。その上、「ハゲタカが一番面白かった」という感想がチラホラ。うーん、これは勝ったのか負けたのか。

          初日

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             初日。雨の中のご来場ありがとうございました。

             ホールに入って準備をしてそのまま本番を迎える、これを乗り打ちとか言うらしいが、初めての乗り打ちをやった。

             というのも、今回は会場がライブハウスでかつ仕切りの人が大層親切で、というのが大きい。何が違うかと説明すれば、例えば照明が吊りっ放しなところだ。劇場の場合は一回一回、終われば基本下ろしてしまうので、公演前にはゼロから吊る作業が待っている。

             まあ、ホールスタッフの人達が小屋入りしたときにはすでに常設のアンプやドラムセットを楽屋に片付けてくれていた、などの協力があったからなのだけど。

             さて初日は、受けて欲しいところでほぼ確実に笑いが来ていて、こういうのはもしかして初めてかもしれない。これもまたホールの仕切りのシンさんの漫談バリの前説がいい具合に利いていたからだとは思うが。つーか前説上手いなあ。やっぱこういう客に向かって語りかけるのは音楽の人の方が上手いよなあ。俺のバンドのMCは落第点という話は前にも書いたと思うが、まあそういうことだ。

             あーいかんいかん、気を遣い過ぎや。作品が面白く出来てるから、欲しい反応が返ってくる。つまりそういうことであります。いつもよーできてるけど、今回はかなりよーできてるなあ。
             あ、見に来てくれた人には断っておきますが、自分の反省点は自覚しておりますので。景気の悪い話に触れないだけです、はい。

             ちゅうわけで、見に行くかどうか迷ってる人は是非来た方がいい。明日の19時半から来れば、終わって8時半、イベント見ても9時過ぎ。忘年会には十分間に合うぜ。

            THIS 土日

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               やあ劇団ころがる石です。
               我々のような自給自足劇団は、何事も自分でやらんといかんので公演が迫ると必然仕事も多い。些細なことも大層なことも、「やることがある」という点では同列なもので、あれやってこれやって…とまあ、忙しい。そんでもってそれがとりあえず処理できている自分の事務処理能力に一人まんざらでもない顔をして「いや〜俺って出来る男だねえ」ってワーカホリックになっているのだが、裏を返せば普段はどんだけダラっとしてるんだ、というくらい、限られた日数でも意外とできることは多いと気づく。

               その上、今回は二人芝居短編集という構成なのだが、土壇場のここへきて一本没にした。アイデア倒れというやつで、残りの時間ではどうにかなる予感が全くしなかったので、捨てることにしたのだが、その代わり、残りのわずかな時間で仕上がりそうな代案を思いついてしまうのが、うーんマンダムなワタクシである。

               深夜に帰宅して早速台本に取り掛かり、二時間で仕上がった。人間常にかくありたい、と一種の理想郷が垣間見える実に馬鹿馬鹿しい内容だ。そして本日練習してみた。あ、これイケるわ。ただし、俺が噛んだらおしまい。馬鹿馬鹿しいヤツほど、物理的な練習量が要ったりするのよね。
               この手の話をプログに書いていつも思うのは、これ以上詳しいことを書きようがないというもどかしさだ。もうちょっと書き方はないもんかね。

               今回はしかし、こういうことが出来るのでやっておこう。Set Listっつーやつやね、音楽で言うところの。あれを公開しとこう。

              1.二人銀河系集団
              2.二人復讐屋
              3.二人INDEPENDENT
              4.二人デジタル銀幕フィルモグラフィ
              5.二人13年後


               我々の作品を見たことある人にはちょっとはワクワクしてもらえるんじゃないかしら。蛇足ながらINDEPENDENTは、日本橋のインディペンデントシアターでやってる一人芝居フェスのことで、それに参加したときのわれらの作品を指しております。
               &蛇足ながら元作を見たことがあるかどうかは、今回の作品の理解度には何一つ関係はありまへん。見たことある人は昔の記憶を刺激されて脳と肌の活性に役立つかと。各話の間に、手短なコネタのようなものが挟まる。馬鹿馬鹿しいやつはこのコネタの話。盛りだくさんだ。これで全部で一時間だ。高濃度だよ。さあ買った買った。


              劇団ころがる石 file#22

              THIS FOLK

              【日時】2010年12月21日(火) 21時〜
                       22日(水)19時30分〜/21時30分〜
               ☆イベントは22日の20時40分頃〜

              【場所】千日前TRIBE(各線難波駅最寄)

              【料金】1500円(別途ドリンク代500円)
                  イベントとのセットで2000円


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              マザーズコンピューター

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                 皆さんパソコンのバックアップはこまめにとっておきましょう。特に注意しとくのは、ホームページで使うパスワードの類ですね。

                 ええそうです。パソコンがいかれポンチになりまして、ネットワーク社会からもしばし隔絶されておりました。公演前にPCポシャるというのもこれで何度目であろうか。こっち系はある種専門家の我が兄に電話してあれこれ指示を仰ぐが、どーにも拉致があかん。しまいに

                 「DELLなら安いぞ」

                 とか言われる始末。しかしデルを買うにはインターネット経由だしで、鶏と卵というか、とにかく解決にならん。ええい仕方あるまい安物を電器屋で買ってやる、と札束握り締め近所のジョーシンに行くが、そこでハタと気がついた。今や遺品となってしまったマイマザーのパソコンがあるやないか。早速親父に電話して送ってもらう。

                 ちなみに兄の名誉のために補足しておくが、「こっちに送れば、最悪データ取り出すだけでもやっておいてやる」ということだったので、パソコンを梱包して発送し、親父から梱包されたパソコンが到着するのを待つというインチキビジネスかムーディ勝山の歌のような状況だった。それで翌々日、届いた届いたマザーズコンピューターが。開封したら俺の10倍梱包が綺麗だった。マメ親父。雑次男。

                 多少手間取りながらめでたくネットワーク社会にも復帰したわけだが、このブログの管理用パスワードが、入院中のPCみないとわからんというテイタラク。というわけで冒頭の注意喚起に至るわけである。

                 ま、こうして更新できているということは、どうにかなったというわけなんだけど、この間色々と身の回りにも世の中にもニュースがありましたなあ。
                 何といっても北朝鮮の攻撃を凌駕してトップニュースに居座ったエビゾウの被攻撃だよ。まあ日本人のパブリックエネミーという点で同じカテゴリなんだろうけど。所作がいちいち訓練された人間の動きだなあとしみじみ思った。お陰で謝罪会見(?)としては完全に逆効果の策士策に溺れるだったんだけど。でもやっぱ中身がどんなにイタくても、演技は形だな。形。役者の皆さんには朗報なのか悲報なのかどうなんだろう。俺は相変わらず自分の演技に難渋中だぜ。ま、国策芝居なんざどーだっていいさとアンダーグラウンドの片隅でせいぜいか細く吼えておきますわ。

                 ほんで、東京都のマンガ規制条例。表現の自由のありがたさを再認識するにはこういうのはちょいちょいあっていいんじゃねえのと思う。敏感に反応してるのは出版社だけで、新聞もテレビも鈍い鈍い。地方の疲弊とかって言われてる状態を解決したいなら東京一極集中からの脱却が不可欠だと思うが、こうやって息苦しい条例がどんどん出来ていけば、勝手にそうなっていくのかもね。ただ問題点は地方自治体はすぐよその真似したがるとこなんだけど。

                 新聞やテレビが鈍いっていえば、アサンジの話だけど、コンドーム付けずにまぐわった罪で国際手配というのが面白すぎる。さすがに思いつかない不条理コントだ。それで国際手配されるなら伊藤リオンも国際手配だよ。

                 話はガラっと変わって松井の移籍。岩隈の出戻りと同じ球団なのに何事もなかったかのような祝福ムードがこれまた不条理コントだ。「投手が充実している一方、打線の破壊力に欠けてました」とかって松井の必要性が紹介されてて、じゃあ最初から岩隈要らんやんという。渋ちんで有名な球団なので、アウトレットな選手を買うのが好きなのよね。松井もいよいよソコの仲間入りとも言える。同じ年の同じ裏日本人だしで応援してるんだよ。誤解なく。



                 でまあ、身の回りの話といえばもっぱらこれ。台本を上げては出演者同士で話し合って詰めて行くというなかなか理想的な制作現場となってる。間もなく公演。見逃すなよ。


                劇団ころがる石 file#22

                THIS FOLK

                【日時】2010年12月21日(火) 21時〜
                         22日(水)19時30分〜/21時30分〜
                 ☆イベントは22日の20時40分頃〜

                【場所】千日前TRIBE(各線難波駅最寄)

                【料金】1500円(別途ドリンク代500円)
                    イベントとのセットで2000円


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                レインドッグス

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                   急きょ人と会う用事が出来たので、その後についでといってはなんだけど、ミカミッヒこと三上君のライブを梅田のレインドッグスに見に行った。あそこはええ小屋やからね。

                   三上君が終わり、これまたついでといってはなんだがトリのメインアクトのバンドを見る。これがメンバーの見てくれがバラバラで一瞬家族でやってはんのかいなと思う大所帯のバンドだったのだが、何にしろ上手いわ彼ら。

                   横ノリのグルーブの曲調で、メンバー構成も合わせフライングキッズあたりにイメージが一番近いか。ただしボーカル2人が両名とも韓国人なので、国際色豊かっちゅうのがプラスαされている。元々はアフリカの女性がメインのボーカルでいたらしいのだが、「就職して連絡がつかなくなった」と若干他人事ではない辛気臭い話をボーカルのマ・スンチョル氏がMCで語っていた。

                   名前は2つあるらしい。アルフィーとビートボーイズみたいなものか。って知るかいう話ですわな。とりあえずややこしいので小屋の入口に掲示してたあったライムタイムという名前を紹介しておきます。

                   んで、ミカッヒこと三上君のカフェでのライブ映像を。芝居の後にやったやつです。


                  終戦の日

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                     8月15日が終戦の日とするのには色々異論を唱える人もいて、さもありなんと思うんだけど、盆と同じ時期にこういう日があるのは、帰省して家族と墓参りして昔の話をして…と、何かと話題の俎上にのぼりやすいような気はしていいんじゃないかとも思う。

                     ヨツバの動画もようやく最終回。三上君を知らない人に一応説明しておくと、今回の話は、三上君の歌がもともとあって、それを下地にして台本を書いたという順序です。僕の台本に合わせて三上君が新曲を作ったというわけではありません。


                    葛藤とかぶつかり合いとか

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                       テレビ朝日の「ドキュメンタリ宣言」でB級戦犯だったといううじきつよしのお父さんを取り上げてて、かなり面白かった。うじきとその父が戦争の地を巡るという構成なんだけど、2人が言い争いになったり、ディレクターとうじきが口論したり、そこらへんのナマな感じをそのまま出してるところがテレビのドキュメンタリーにしては珍しいなあと思った。
                       軍人だったという氏木父の言葉は非常に重みがあって、何やかんやと詰め寄ってくるつよしに対して、押し殺した感情をうち震わせながら「戦争は反対と言ってるお前も戦争を起こすかもしれない。人間とはそういうものだ」なんてなことを語る辺り、ずいぶんと迫るものがあった。グラントリノでイーストウッドが朝鮮戦争の経験を語るシーンとかぶって見えて、あの演技は相当のもんだったんだなあと改めて気付いたりもした。

                       さて、そんなハイレベルな演技の話の後で、芝居の続きであります。陶器の器が割れるときの、不肖ワタクシの打ち震える演技が見所であります。




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