くじ引きの話

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     テレビでやっていたW杯の抽選を見た。ドラフトについてくだらないことをあれこれ書いた手前、くじ事には結果よりも過程に興味が湧いてしまう。

     

     強豪の潰し合いや、同地区対決を避けるため、抽選のシステムはちょっと複雑だが、要するに開催国と、FIFAランキング上位国は分散するような仕組みになっている。そして開催国は、Aブロックの1枠と最初から決まっているようなのだが、わざわざ印のついたくじを引くという儀式的な手続きを踏む。この、ぶっちゃけやらなくてもよさそうな行為が、抽選の1発目になるわけだが、なにせ1発目だから要領がわかりにくい。くじを引く人が、カプセルに入った中身を取り出すのにやけに手間取っていた。結果が不明なら手間取りも緊張感の演出に自動的になるが、ロシアはAの1と最初からわかっている。そのわかりきったことに、わちゃわちゃ手間取るから間抜けだった。やはりサッカー選手は手は苦手なのかとアホなことを考えたら、この人往年の名キーパーだそうで。

     

     くじを引くのは往年の名選手たちだ。当事国関係者は客席で見てるだけ。国名そのものがくじになっているため、当事者が引きようがないシステムだから必然なのだが、(不正のなささえ担保されれば)くじは誰が引いても確率的には同じという合理主義がいさぎよい。ここには右手左手の犧鄒鎰瓩發覆韻譴弌↓猝召世燭詭埃圻瓩發い覆ぁだってくじ引きだもん、という。そういう神のいたずらの中で、日本と韓国が最後まで残り、日本が残り物となったのは、ちょっとだけ感慨深かった。

     

     日本と1次リーグで対戦する国は、「どんなとこ?」とテレビで紹介されるので、知りたい国という基準で見ていた。コロンビアは前回結構紹介していたので、その点ちょっと残念である。お隣ペルーの方がよかったな。
     試合の方はまあ頑張れということで。オリンピック同様、汚職等々黒い金の流れが指摘され開催国は負債を抱える、という現実が、東京五輪を控えるだけに視界をちらちらして、素直な(ないしは無邪気な)応援を妨げるのである。


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