手作業

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     仕事で来ているワイシャツが、総じて古くなってきた。擦り切れとか型崩れとかが目に付く。それで何枚か買うことにした。夏のノーネクタイが定着している昨今、ネクタイなしでもサマになるシャツを選ぶわけだが、相変わらずボタンダウンが嫌いで、色シャツも汗が目立つので敬遠。自ずと選択肢が絞られるわけだが、なぜかボタンダウン以外の白シャツはボタンも白いのが多い。ネクタイなしだと白シャツに白ボタンは締まりがない気がして、そうすると自分で換えるしかない。シャツを買った足でユザワヤに向かい、ボタンを物色することになる。ポイントは、ボタンの色だけでなく、付ける糸の色との組み合わせが生じるところ。例えば濃紺のボタンにオレンジの糸でつけると、アストロズみたいで格好いいじゃないか。


     なぜこういうお金をもらえるわけでもない地味な作業は向きになって集中してしまうのだろう。全部で5枚ほどのボタンを付け替えた。我ながら何をしているのだろうと思いつつ、一定の自己満足も味わいつつ。
    そうして仕事にいったときに、スタッフの女性陣に「これ付け替えたんすよ」なんて言って、人は見かけによらず意外にマメな一面もアピールをする自分がなんともあさましい。

     

     DIYついでに、靴底も補修した。
     人より足が疲れやすいと思っているので、先日アシックスの足を計測するサービスを受けることにした。仕事終わり等の足が臭気を放っている状態だとさすがに失礼だろうと、休みの日に直行したらば、「むくんでいる状態の方がいいのに」と口惜しそうにするプロフェッショナルオタクぶりがすさまじい係の人に感服しながら計ってもらった。

     すると自覚している披露症状からなんとなく予想していたが、足の骨格の角度が一部、平均値より大きくズレている点があるとわかった。それを矯正する格好で中敷きを調整してもらうと多少なりともマシになると痛感したのであるが、靴の健康側面についてとても神経質なプロフェッショナルオタク店員氏に、医者か看護婦の説教のような助言を受けているうちに感化されてきて、普段履いている靴の底のすり減りを放っておくことがとてつもない罪悪に思えてきた。疲れやすい分、補修屋に持っていこう持って行こうと考えて後回しになっていた。

     

     それでホームセンターに行くと、自前で出来るパテのようなものが売っている。使ってみると、補修屋ほどではないにせよ、それなりサマになる格好ですり減りが元に戻った。履き心地もずいぶん復活している。これは素晴らしいと、またボタンのごとくムキになり、持っている靴をことごとく補修した。履き心地だけでなく、直したこと自体の充足感が物凄い。なんだろうこれは。


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