手習いの講釈

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     アコースティックギターの練習が三日坊主に終わらず続いている。毎日最低1曲は練習している。自分でも驚きだ。この調子で筋トレも頑張りたいが、こちらは一日坊主だ。

     

     物事は、詳しくないときの方が堂々と語れる傾向がある。詳しくなると、その物事の複雑性や多面性を知ってしまうので、むしろ口籠りやすくなる。差別を口にする人ほど大抵その対象者と接したことがほとんどないという構図もこれに当てはまりそう。趣味の話を語っている程度のことなら、金が絡まない限り当人が恥をかくくらいで済むから罪もないだろう(金が絡むと幻冬舎のような罪深い事態になる)。なので少し上達した程度で、うれし気にギターのことを書こうと思う。まあ、このブログ全体が半可通の饒舌に満ちているのだが。

     

     人様の曲のコード進行をなぞっているだけなので、「単音の印象的な旋律」等はまったく練習していない。それでも思った以上に楽しいものだ。ただし曲による。速いテンポで激しくコードチェンジする曲は、楽しくないというよりは物理的に全くついていけない。

     じゃあテンポがゆっくり目ならいいかというとそういうわけでもない。よくわからんコードが頻発するとこれもまた物理的についていけない。「Fの壁」なんていうが、F以外にも抑えにくいのはいくらでもあって、むしろFはまだマシな方だと知った。
     一番の問題は、いい曲だなあと思うものでも、弾くと大して楽しくないのもある点だ。コード進行がやたらと単調だったり、編曲その他の事情でちっとも曲の雰囲気を味わえなかったりだと、なぞっていても消化不良だ。例えば、ローリングストーンズの名曲「Tumbling Dice」はまごうことなき3コードだけで出来ている曲だが(シンプルなロックの曲を表す慣用句だが、実際に3つのコードだけで出来ている曲はそんなにない)、あのかっちょいい雰囲気はコードをなぞっていてもちっとも実感できない。まあこの辺は、バンドをやり始めた初期、コピーして楽しい曲、そうでない曲というのと出くわした経験上、なんとなく見当はつく。ストーンズはその代表格。


     といいつつストーンズの曲。コード進行が単純な上、A、D、Eと押さえやすいコードがメインなので初心者にはもってこいだ。そしてリフレインの部分が、このちょっと変則的なリズムでコードを刻むだけでよいので、曲の雰囲気を実感しやすい。

     

     これもADが基本のメロディアスなバラード。アコギの単純なストロークで弾いているので曲の雰囲気も得やすいが、終盤で半音上がるので、一転B、Gm、F#と、ADよりは抑えにくいコードがメインになる。ここがテンパらずに弾けるようになってくると、レベルアップした実感が。

     

     再びストーンズ。これも単純なストロークで弾いているので曲の感じを得やすい。ADよりは押さえにくいCFGがメイン。やはりCとGをさらっと押さえられるようになると第1段階クリアの感がしてくる。終盤の印象的なスライドギターはとりあえず聞かなかったことに。

     


     バンド名はダサいがいい曲を何曲か残しているシンデレラ。代表曲の1つで、ブルージーな雰囲気が漂うわりには、メジャーコードだらけで単純。CDGの、我らがバンドでもさんざん使ってるパターンじゃん。ストロークの刻み方が変わるので飽きない曲だ。

     

     8ビートばっかりだと単調なので、ほかのリズムパターンにも手を出してみるとしよう。

     

     弾き語りっぽい雰囲気のロックとしては定番なのがオアシスか。代表曲のこちらは16ビートなのでストロークが上にあげたのよりは(一部16もあったけど)手数が多くなる。サビの後のジャ、ジャ、ジャ、ジャーンをうまくなぞれるとレベルアップ感を得られる。

     

     こちらはエアロさんの得意ないかにも16っぽいバラード。サビの部分で急にD#とかの知らない&押さえにくいコードが連続して出てきてうわー混乱するが、ちょっとずつ知らないコードが登場してくれるのは、あきらめずに練習しようという気になる。エアロさんと大雑把同類のガンズアンドローゼズなんかはフラットのコードが連続するので覚えられるか!とすぐ投げたくなる(ギターの調律を半音下げに設定すれば解決するのだが)。

     

     同じくエアロさんのこちらは3/4拍子。はねたリズムのイントロからして、なぞるのが楽しい。
     

     こちらは6/8拍子。リズムをつかむのが難しいのがこれまた楽しい曲であります。己のリズム感のなさにウンザリしてきたら、またらくちんな8ビートに戻すとしよう。ま、こんなところで。


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