MLBのBLM対決

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     あっという間にレギュラーシーズンが終わった大リーグが、早速ポストシーズンに突入する。
     今季は昨年よりポストシーズン出場チームが2倍になって、まるでNBAのポストシーズンのようである。中には勝率5割を切った負け越しチームまで出場している。


     こうやってアルファベットでチーム名を並べれば一目瞭然であろう。今年はBLM対決である。MLB→BLMの洒落たシャレで反差別を鮮明にした今季の米球界は、真のBLM球団を決める戦いとなる。

     

     赤がア・リーグ、青がナ・リーグだ。順に見ていこう。

     

     筒香加入で注目されたレイズはヤンキースを退け地区優勝。そしてチーム名にはMとBが入っている。ただし対するブルージェイズも、BLが入っているので早速の死闘が予想される。だがしかし、レイズはかつてのチーム名デビルレイズだとBLMが揃う。レイズが接戦を制するだろう。
     インディアンス(L)とヤンキース(−)はインディアンスの勝ち。ツインズと当たれない時点でヤンキースの敗退は確定している。


     その「ヤンキースに勝ったためしがない」でおなじみのツインズ(M)は、アストロズ(−)に勝利する。ダルビッシュのYouTubeを見て投球を研究したという前田は、ドジャースを去って本当に生き生きとしている。一方アストロズはサイン盗みでしぼんだもののちゃっかり生き残っているところはさすが。
     アスレチックス(LL)とホワイトソックス(−)は、アスレチックスといいたいところだが、このチームはポストシーズンに弱いことでおなじみである。対するホワイトソックスはユニホームが黒い。まあシーズン最終盤で首位から3位に滑り落ちたので形成は不利だろう、と急にマトモな分析を持ち出す。


     ナ・リーグ。
     昨年優勝のナショナルズが地を這うありさまで敗退したのに対し、昨年そのナショナルズ相手に無様に散ったドジャースは今季も引き続き爆勝街道まっしぐら。そしてこの球団は、初の黒人選手と契約したリンカンばりの歴史を背負っている。負けるわけにはいかないところだが、対するブルワーズは、BLMが揃うビンゴ状態。レギュラーシーズンで負け越しながら、土壇場でジャイアンツを押しのけポストシーズン進出。こういうチームにサクっと負ける絵がやすやすと想像できてしまう。
     若手の活躍で注目されたパドレスだが、カージナルスのLL相手には分が悪い。注目されていないときのカージナルスはいまいち頼りないので、勢いで突き崩せるか。


     サイヤング賞の期待がかかるほど、今季は投球が冴えわたったダルビッシュ。七色の変化球という慣用句があるが、彼の場合7つ以上変化球があるので誉め言葉としては疑問が残る。そんな彼を擁するカブス(B)が相手にするのがマーリンズ(MMML)というのが痛い。去年まで「負けるのが仕事」だったはずが、加えて今季はコロナのクラスター発生でシーズン継続まで危ぶまれたチームが、いつの間にかシレっと勝ち上がっている。スタントン、イエリッチ、オスーナ、かつてのチームの主軸がそれぞれ別のチームに去っているのにである。これこそまさにMMMLと4つも含まれているチーム名のおかげだ。他に理由は見当たらない。

     そしてこれまでポストシーズンに出場した2回とも優勝している。特に2003年は、レッドソックスとの死闘を制したヤンキースをあっさり破り、どうやった勝ったのかもよくわからないまま優勝している。当時ヤンキースには松井がいて、このレッドソックスとのリーグ優勝決定戦での活躍は今でもたまに回顧されているが、その後について触れられることはちっともないので、余計に「なぜかいつの間にか優勝していた」感が強い。今季最大のダークホース、なんだったら本命馬といえるのがマーリンズだ。

     

     スタートダッシュに成功するかと思いきや、そのまま負け続けたレッズも、しぶとく勝ちを稼いで激戦の中地区で生き残った。というか中地区は5チーム中4チームが出場している。ただし相手はLBのブレーブス。なかなか苦しい戦いといえる。nが2つ並んでmっぽく見えるところでどうにか帳尻を合わせたいところ。


     さて、毎年ちっとも予測がつかない上に、今年はチーム数が競馬なみ。競馬で当たったためしもないから本当に予測がつかない。ふたを開ければヤンキース×カージナルスの優勝回数最多次点対決というまったく興味の湧かないカードになるかもしれないし、レイズ×マーリンズの最も歴史が浅い球団同士対決の可能性もある。そしてレギュラーシーズンが短いせいだろう、どのチームに誰がいて、とこちらが知る機会も少ない分、どこが残ると面白そうか、さっぱりイメージが湧かない。レギュラーシーズンはやっぱ大事なんだな。


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