ワイルドカードシリーズ終了

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     足利義輝の夏が終わってからおよそ1月後、ダルビッシュと前田の秋は終わった。2人とも首位チームのエースにふさわしい投球であったが、打線が湿気ていたから仕方なし。ツインズはヤンキースじゃなくても勝てないんだな。あと向井理は久々の当たり役だった印象。


     ア・リーグは、レイズが横綱相撲で二世軍団ブルージェイズを寄り切り。ブルージェイズは今季、カナダのコロナ政策で本拠地のトロントが使用できず、バッファローの球場に仮住まいだった。このため「B」が1個多かったのをカウントし忘れていたが、あんまり関係はなかった(知ってる)。リュ・ヒョンジンは昨年ほどの切れ味はなかったか。球界一の朝青龍男、レイズのチェ・ジマンにはもっと活躍を期待したい。選手の家族は外野席の入場を許されていたので、二世軍団ブルージェイズの客は、名球会の寄合みたいになっていたのだろうか、よく知らないが。


     ヤンキースはインディアンスとシーソーゲームを繰り広げたが、ミスの多いインディアンスが敗れた。田中は強風に見舞われて大変そうだった。もともとユニホームがダブダブのところ、風で物凄くだぶつきがはためくので、ターミネーター2の敵みたいに全身が波打っていた。

     

     ツインズはミスがたたった。アストロズは、監督が超古株のベイカーであるが、去年のナショナルズを真似た今風の投手起用をしていて、柔軟な爺さんだと思ったが、よく考えると、先発をリリーフ陣に起用する方法は半世紀前の野球では当たり前の方法だった。

     

     アスレチックス×ホワイトソックスの人気なし対決は、アスレチックスが辛くも勝利。これにより、「ポストシーズンで勝てない王者」はツインズに移譲された。ヤンキース×ホワイトソックスの、どっちがどっちかわからない&本塁打だらけの大味対決も少し期待していたが、実現ならず。

     

     結果、地区シリーズは、レイズ×ヤンキース、アストロズ×アスレチックスの、どちらも同地区対決で、クライマックスシリーズ状態となった。順当に首位同士が勝って、レイズ×アスレチックスでいいんじゃないか?まあ、ヤンキース×アストロズの、サイン盗みがなかったらどっちが強んだ対決で、この問題にケリをつけるという選択肢もあるが。

     

     ナ・リーグ。ドジャースは危なげなくブルワーズを寄り切り。コロナでずれ込んだNBAファイナルと日程が重なっており、同じLAのレイカーズが勝ち残っているせいでバスケ関係者が見に来ないせいか、とにかくドジャースは勝率7割超えの通りの安定感。


     カージナルス×パドレスの、老獪VS若さ対決は、若さが勝った。キム・グァンヒョンがカージナルスにいると今更知った。他にもポンセデレオン、ガイエゴス、難しい名前が継投していくのが魅力的な投手陣であったが、人気者(タティースJr)が活躍し出すとチームは勢いづくものだな。

     

     カブス×マーリンズは、やはり強かった不気味軍団マーリンズ。
     初戦でゼロ行進の、一番疲れるパターンの延長戦になったブレーブス×レッズは、ブレーブスが勝利。秋山の秋も終わった。
     結果、ドジャース×パドレス、マーリンズ×ブレーブスの、こちらも同地区対決。中地区がいずれも敗退したのは、トランプの黄昏を反映してか。まあ再選されそうな雰囲気はまだ全然あるけど。

     

     ワールドシリーズは、レイズ×マーリンズの、球団増設から四半世紀、やっと会えたね対決を期待。


    【やっつけ映画評】なぜ君は総理大臣になれないのか

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       気にはなるが劇場に足を運んでまでは…、と二の足状態だったところ、オンラインで見れると知り、見た。「〇日までオンラインで見れますよ」と言われると、ついその気になってしまうものですね。


       2003年から2020年までの長期間の撮影をまとめたドキュメンタリーなので、登場人物たちがどんどん老けていき、子供は大きく成長していく。家族史として貴重な映像になっている。主人公が概ね同世代なので、余計にその加齢ぶりがリアルに感じられてササるところがあった。この主人公の場合、毛量に変化がないので彼我の差は歴然、違う意味でササるところも多々。


       本作の主人公小川淳也が自身の故郷である香川1区から出馬するところから映画は始まる。俺もかつて香川にいたから、背景の映像が何かと感慨深い。彼の出馬は俺の在地期間とちょうど入れ替わりなのだが、知った顔は幾人かいて、序盤の画質の粗いビデオ映像には、男・S本を筆頭に知ったのが数人映っていた。

       記者という職業柄、テレビニュースにチラ映りするのはよくあることだが、映画となるとまた格別。やっぱり映画館に出向いて銀幕で魁S本塾の雄姿を拝見するべきだった。あとどうでもいい話だが、小川氏が最初に演説している東植田の田んぼは、かつて犬を追いかけるという仕事なのか何なのかよくわからない任務で駆け回った個人的に懐かしい場所だった。


       そういう知らないわけではない土地の人なので、俺にとっては知り合いの知り合いがアルカイダならぬ、知り合いの知り合いが小川氏になる。行きつけの店のバーテンダーが、氏と同級生でクラブも一緒だったんだっけか。かたや東大にさっくり合格するような学力のあるさわやか男子で、ついでに同学年の美女と交際しそのまま結婚。キャリア官僚として総務省入庁。かたや労基署案件の駄目企業で訪問販売やらされ、体を壊して退職したときの所持金が250円だったという仕上がったミジメ人生をへてシェイカーを振っている。「俺の同級生が、次の選挙に出よるけん」と語る表情が、百科事典に載せたくなるルサンチマンぶりだったのをよく覚えている。


       地方にいても、総務省の役人とは接点が多い。小川氏もそうだが、地方自治体に出向するのがお約束の人事コースだからである。大抵「東大では登山にあけくれてました」くらいのほどほど泥臭い経歴を、肌をつやつやさせながら人懐っこく語るような、爽やかさが鼻につくような人が多い。そしてやたらと頭がよく弁もたつから、反発を覚えながらも、どこか脱帽してしまう。本作冒頭に登場する32歳の小川氏も、まさにそんな人物で笑ってしまった。年相応に青臭く生臭いところもありつつ、この年ではなかなか持ちにくい見識の持ち主だと思った。

       

       映画は、民主党政権の終了まではダイジェスト的に進み、自公政権になってからの自身の所属政党の迷走、つまり民主→民進→希望→立憲&国民のドタバタに翻弄され自身の身の処し方に悩む小川氏の様子を映し出している。ついでに田スシローが飲食店で寿司以外を食している姿も映し出している。


       見ていて思ったことの一つは、逆岡目八目というのか、希望の党を選ぶことの狎気靴記瓩竜浸体験である。
       当時、外野からすれば希望への合流は悪手以外の何ものにも見えなかったが、なるほど中にいるとそうやって葛藤が発生するのかと思った。画面に映る人々、誰も政策や主義主張の話をしておらず、勝てるか勝てないかの話ばかり。そりゃまあ、それが最も切実で喫緊の課題だし、それが政治であるとリアリストぶるのもひとつの立場だろうから、完全に否定できることはではない。否定はできないが、だがしかし。


       小川という人は、理想主義者でありつつ「政治家をやるからには総理を目指す」と野心を隠さない。そのための打算も厭わないところがあって、田が彼を評価するのも、そういうマキャベリスティックな部分なのだろう。かつて田自身が取材した派閥の領袖と似通った部分を見出したというか。


       このため希望が掲げる政策が、自身の信条と相容れなくても、さらにそのボスが小池という全く信頼できない御仁であったとしても、「勝てること」や「勝ったその先にできること」といった打算(と前原との人間関係)が大きく横たわり、自身の思想信条は後景に霞んでいく。それが政治だ、綺麗事は当選してからだ、というのが古参の先輩議員や運動員、あるいは田のような政治に近い場所にいる人間の考えである。

       

       一方で、小川氏の支持者が一様に主義主張や政策の是非を問うのが面白かった。一見、義理人情しか考えたことのなさそうな、ヤカラっぽい爺さんが「なんで憲法改正いいよう小池のとこなんか行っきょんな?!」と、完全に輩の口調で政治信条を問うてくるところは、事実が偏見を超えてくる取材の醍醐味的部分だった(一方、同世代くらいの比較的上品な雰囲気の爺さんは、娘が手伝っているのが素晴らしい!とドブ板全肯定の薄っぺらいことしか言ってこない)。

       

       対抗馬の自民・ワニ動画平井が小川氏に勝るのは、所持金額と見かけの偉丈夫っぽさくらいなもので、とかく大したことのない人だ。支持者もどうせ知っている。単に彼が自民だから投票している。そこに異を唱える有権者が小川氏を支持するから、このような乖離が生まれるのは必然といえようが、だとすれば、問われるのは票読みばかりしている候補者側の人々(と田に代表される記者のつもりの人)のありようだ。

       

       監督は、理想主義者でクソ真面目な小川氏は、打算的な政治的駆け引きの能力に欠けており、政治家には向いていないのではないかと思うようになる。それはイコール、政治上手な人でないと大物政治家になれない日本社会なり日本の有権者なりへの問いかけでもある。一面それは正しい。そもそも選挙にいかない人が多いし、ワニ動画を見て、中学生の落書きのようなしょーもない書き込みをネット上にしてしまう平井のような人が当選してしまうのは有権者としてどうなのよという疑問も湧く。加えて作中で取り上げている選挙では、白票が5000あったと伝えている。政治不信を突き付けた、と一見格好よく見える一方で、現実にはただの白紙委任をしている=全否定しているだけで何も考えていない思春期のような有権者が5000人いたということで、これもまた有権者の姿勢が問われるべきことだろう。

       

       しかし、より本質的な問題は、候補者なり報道なり(あるいは本作監督も含め)にあるのではないかと、以上のような事情で感じた。特に、自民、公明、共産の支持者以外は、候補者なり所属政党なりの主張に着目する傾向があるから、理想主義なり政策論争なりを愚直に突き詰めていく必要があるんではないか。

       

       とりあえず小川氏は、右だの左だの中道だの言うのはやめた方がよい。便利な言葉ではあるが、便利な分、アホの言葉にもなっており、現状を見誤ることにつながる。実際、立憲民政党が典型的だが、支持しそうな層ががっかりするダサい対応をちょくちょく採用しているのは、右とか左とかに囚われているからではないかと思う。

       

       左翼も右翼も、極左も極右も存在する(し、「右でも左でもない」=ファシストも存在する)が、それらは別にスピーカーのLRゲージのような一直線に並んでいるわけではない。右だ左だいったら、政治家なんてほとんど「中道」だろうよ。少なくとも実際に政治に携わる人間が、自身の政治信条を語る際に口にするべき言葉ではない。何か、そっからのような気がしてきた。

       

       ところで小川氏は、監督と接するときは毎度毎度、30年来の知己を出迎えるように、大歓迎の笑顔で握手を求めてくる。氏に限らず、政治家はしばしばこういう振舞いをするものだが、作中何度も出てくるので妙に印象に残った。選挙を何度もやる中で身につくスキルと推測するも、初出馬のころからこんな具合だったから、こういうことが出来る人がそもそも政治家になるのかしらという気にすらさせられた。

       

       くだんのバーテンダーに、見た旨を連絡すると、「胸中複雑につき見れていない」との由。本作監督が小川氏を取材対象にしたきっかけは、監督の妻が氏と同級生だったからなのだが、それはつまり、バーテンダー氏にとっては過去の知己が登場人物としてもう一人加わることを意味するから、余計に目を逸らしたいとのことだった。色々と察し共感できてしまった。

       

      蛇足:揚げを旨そうに食う場面はいいシーンだった。

       

      2000年日本
      監督:大島新

      出演:小川淳也、男・S本


      映画の感想:JSA

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         メメントと同時期に見た作品をこれまたテレビでやっていた。日本で韓国映画の認知度が高まったのは「シュリ」だが、俺自身はあまりピンとこなかったところ、本作で韓国映画おそるべしと思い知らされたものだった。


         いかにも舞台向きっぽい脚本である点が、当時の俺にとっては非常に魅力的に見えた。限られた場面の中で、限られた登場人物がやり取りするシンプルな構成。そこで扱っているのが、韓国の政治社会問題ランキング第一位の南北問題というのが、三谷幸喜とは似て非なる部分。こういう大きな問題を少人数に象徴させていく物語は、個人的にはゾクゾクする。そして、要所要所で「南北」というか彼岸と此岸というかをあからさまに表したカットが差し挟まれる。左右対称というか手前奥対象というか、そんな構図。普段カット割りなんか意識しない俺でも、ああなるほど面白いなあと、映画のつくり方がわかったような錯覚を覚えたものだった。


         黒澤「羅生門」の板門店版としておそらく発想したのだろう。北朝鮮側の歩哨小屋で韓国兵士による朝鮮兵士の銃殺事件が起き、韓国側は「拉致られて脱走の結果」と主張し、北側は「突然襲撃された」と抗弁する。証言がまったく矛盾する事件の真相を究明するべく中立国の軍人が派遣されて調査に当たるが双方とも非協力的で…、といった物語だ。

         

         改めて見て、イ・ビョンホンが甘っちょろい若者なのは予想の範囲内だったが、ソン・ガンホも若いのはちょっとおもしろかった。「もとからオッサン臭い人は年を取らない」の典型みたいな俳優だと思っていたが、肌がつやつやしていて若い。当時まだ30代前半だから年相応なんだが。

         

         個人レベルで育まれた友情も「国家」だの「政治」だのが関われば引き裂かれてしまう、というような悲劇を描いているわけだが、改めて今見ると、「分断」とはどういうことなのかのケーススタディ的な内容になっていると思った。

         

         「分断」という言葉は、トランプの登場以降しばしば使われるようになり、現在定型句と化している用例もよく見かける。「今後の行方が注目されます」と同じような、〆の枕詞というのか、とにかく大して意味のないニュースを終わらせるためだけのフレーズとして「分断が広がっています」とまとめる。政治的な話題で何か揉めてたらとりあえず分断といっときゃ体裁が整うだろう、という程度の認識がありあり伝わってきて、多分「分断」が何かわからんと使ってるんだろうなと思わずにはいられない用例がテレビ報道においてはしばしば。
         本作には、分断について考えさせられるシーンがいくつかある。

         

         


        映画の感想:メメント

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           監督の新作が公開されるのに合わせてか、出世作となった本作をテレビでやっていた。
           公開時、封切日くらいの早いタイミングで見に行った覚えがある。映画館に着くとめちゃくちゃ混んでいて「ここまで話題になっているのか」と驚いたが、全員が別の作品の客だった。本作は片手で足りるほどの客の1人として鑑賞したものだった。地方都市にいたので、まあそんなもん。あれからすっかり「満員御礼じゃないと採算が合わない大作を撮る監督」にまでエラい出世をしたものだ。


           その当時は伏せられていたのか、あるいは単に俺が「とにかくすごいらしい」程度の前情報ゼロの状態で見に行っただけなのか、この作品全体を覆う構造については何も知らないまま見始めた。どれくらいで気づいたのかは記憶にないが、とにかく途中で「ああ、そういう仕掛けか」と理解して面白いと思うと同時に、冒頭の逆回し映像の意図がわかって、どっちかというとその冒頭のつくり方に感心したのだった。作品のリード部分に端的に全体を集約させている。こ、これがフィクションを作るということか!とか、過剰に反応していた。

           

           あれから20年弱もたったのか。まずそのことにゾッとするが、本作についてはその全体の構造と、ラストが何かアンハッピーだったということくらいしか覚えていなかった。俺もメメントだと無駄口をたたきそうになったが、20年もたっているのだから、時の経過に伴うただの普通の忘却現象である。

           

           一見、よく思いついたなあというケッタイな構成であるが、実はそう珍しいことではなく「半沢直樹」でもこの手法は使い倒している。ここからはネタバレ。

           

           


          MLBのBLM対決

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             あっという間にレギュラーシーズンが終わった大リーグが、早速ポストシーズンに突入する。
             今季は昨年よりポストシーズン出場チームが2倍になって、まるでNBAのポストシーズンのようである。中には勝率5割を切った負け越しチームまで出場している。


             こうやってアルファベットでチーム名を並べれば一目瞭然であろう。今年はBLM対決である。MLB→BLMの洒落たシャレで反差別を鮮明にした今季の米球界は、真のBLM球団を決める戦いとなる。

             

             赤がア・リーグ、青がナ・リーグだ。順に見ていこう。

             

             筒香加入で注目されたレイズはヤンキースを退け地区優勝。そしてチーム名にはMとBが入っている。ただし対するブルージェイズも、BLが入っているので早速の死闘が予想される。だがしかし、レイズはかつてのチーム名デビルレイズだとBLMが揃う。レイズが接戦を制するだろう。
             インディアンス(L)とヤンキース(−)はインディアンスの勝ち。ツインズと当たれない時点でヤンキースの敗退は確定している。


             その「ヤンキースに勝ったためしがない」でおなじみのツインズ(M)は、アストロズ(−)に勝利する。ダルビッシュのYouTubeを見て投球を研究したという前田は、ドジャースを去って本当に生き生きとしている。一方アストロズはサイン盗みでしぼんだもののちゃっかり生き残っているところはさすが。
             アスレチックス(LL)とホワイトソックス(−)は、アスレチックスといいたいところだが、このチームはポストシーズンに弱いことでおなじみである。対するホワイトソックスはユニホームが黒い。まあシーズン最終盤で首位から3位に滑り落ちたので形成は不利だろう、と急にマトモな分析を持ち出す。


             ナ・リーグ。
             昨年優勝のナショナルズが地を這うありさまで敗退したのに対し、昨年そのナショナルズ相手に無様に散ったドジャースは今季も引き続き爆勝街道まっしぐら。そしてこの球団は、初の黒人選手と契約したリンカンばりの歴史を背負っている。負けるわけにはいかないところだが、対するブルワーズは、BLMが揃うビンゴ状態。レギュラーシーズンで負け越しながら、土壇場でジャイアンツを押しのけポストシーズン進出。こういうチームにサクっと負ける絵がやすやすと想像できてしまう。
             若手の活躍で注目されたパドレスだが、カージナルスのLL相手には分が悪い。注目されていないときのカージナルスはいまいち頼りないので、勢いで突き崩せるか。


             サイヤング賞の期待がかかるほど、今季は投球が冴えわたったダルビッシュ。七色の変化球という慣用句があるが、彼の場合7つ以上変化球があるので誉め言葉としては疑問が残る。そんな彼を擁するカブス(B)が相手にするのがマーリンズ(MMML)というのが痛い。去年まで「負けるのが仕事」だったはずが、加えて今季はコロナのクラスター発生でシーズン継続まで危ぶまれたチームが、いつの間にかシレっと勝ち上がっている。スタントン、イエリッチ、オスーナ、かつてのチームの主軸がそれぞれ別のチームに去っているのにである。これこそまさにMMMLと4つも含まれているチーム名のおかげだ。他に理由は見当たらない。

             そしてこれまでポストシーズンに出場した2回とも優勝している。特に2003年は、レッドソックスとの死闘を制したヤンキースをあっさり破り、どうやった勝ったのかもよくわからないまま優勝している。当時ヤンキースには松井がいて、このレッドソックスとのリーグ優勝決定戦での活躍は今でもたまに回顧されているが、その後について触れられることはちっともないので、余計に「なぜかいつの間にか優勝していた」感が強い。今季最大のダークホース、なんだったら本命馬といえるのがマーリンズだ。

             

             スタートダッシュに成功するかと思いきや、そのまま負け続けたレッズも、しぶとく勝ちを稼いで激戦の中地区で生き残った。というか中地区は5チーム中4チームが出場している。ただし相手はLBのブレーブス。なかなか苦しい戦いといえる。nが2つ並んでmっぽく見えるところでどうにか帳尻を合わせたいところ。


             さて、毎年ちっとも予測がつかない上に、今年はチーム数が競馬なみ。競馬で当たったためしもないから本当に予測がつかない。ふたを開ければヤンキース×カージナルスの優勝回数最多次点対決というまったく興味の湧かないカードになるかもしれないし、レイズ×マーリンズの最も歴史が浅い球団同士対決の可能性もある。そしてレギュラーシーズンが短いせいだろう、どのチームに誰がいて、とこちらが知る機会も少ない分、どこが残ると面白そうか、さっぱりイメージが湧かない。レギュラーシーズンはやっぱ大事なんだな。



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