ブレーンストーミング中

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     こんばんは。鳩山邦夫さんの友人の友人はアルカイダらしいですが、僕の友人の友人の友人の友人の友人は多分ブリトニースピアーズです。多分鳩山さんの友人の友人の友人の友人の友人はデビッドボウイです。 友人を5人たどると世界中とつながるという都市伝説?を聞いたことがありまして。
     そんな発言より、死刑執行ベルトコンベア発言の方が産む機械発言なんかよりよっぽどタチが悪いと思いますが、あんまり問題にならなかったのはなぜでしょう。

     さて全然話変わって、先日稽古出席者がえらい少ないのと僕がなぜかつかれきってることもあって、稽古を取りやめ台本会議を催した。台本は完成してはいるのだが、どーにも面白さが足りない。なので問題点を話し合おうという会議である。おのおの好き勝手なこと言ってもらう、いわゆるブレーンストーミングというやつです。

     思いつくことをタレ流しで言ってもらう。僕もそうする。そうして取捨選択が行われる。迷いが消える。問題点が明らかになる。などなど、こうして見えた改善の方向性を再びせりふに落としていく。僕は当然ながら天才でもないでもないので、実に有意義というか助かるというか、そういう作業になりました。 考えてみると、これをやったのはおととしに上演した「13年後」以来のこと。その後の私が台本を書いた作品は、制作期間がタイトだったこともあって、あんまりそういう時間がなかった。

     正直、今回の台本は過去最大級の難産です。血糖値だいぶ磨り減ってます。それでも所詮1円にもならないことをやってる地下世界文化の人間ですからね。前よりも面白くしていくしかないではないか。期待してねん。

    現実の妥当性と物語性

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       完全試合の継投策について、語り口はマイルドだけどうるさ型のひげの玉木さんが怒ってた。言ってることは至極まっとうだと思うが、世の中の意見の大勢は「勝つための名采配」だったと賞賛する方が占めている。これが時代なのか、それともそれが落合なのか。

       でもこれって、松井の5連続敬遠とある意味似たようなものだと思う。その瞬間は「ファンの夢を壊した」とか「そこまでして勝ちたいか」みたいな怒りも渦巻くんだけど、後々になると、松井が甲子園で○本ホームラン打ったという話より、松井は全打席敬遠されたという話の方が逸話になる。松井自身、「伝説になってしまったのでそれに見合う活躍をしないと」と奮起したとあちこちのインタビューで語ってるし。

       同じように投手がメデタク完全試合を達成して終わるより、一歩手前で交代を命じられる方が、物語性が高いようにも思う。少なくとも作り話だったら台本のラストにふさわしいのは断然後者だ。映画「メジャーリーグ」だって、ラストはセーフティスクイズだからね。実際あれで優勝が決まったら、やくみつるは何と評論するんだろう。

       特に劇団ころがる石的には、毎度毎度勝ったのか負けたのかよくわからないというラストが好きなもので。今回の台本も、そういうラストにきれいに突き抜けていくため、現在鋭意書き直し中…。

      映画と同じ風景

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          今回の台本の下調べのため、映画「砂の器」を見る。70年代の刑事の服装を主に見たかったのだ。

         なので該当箇所だけ見りゃ済むんだけど、ついつい全部見てしまう。この名作、冷静に見ると突っ込みどころは結構多いんだが、異常なテンションで撮りきっているので、あんまりそれを感じさせない。その異常なテンションに、つい巻き込まれたと言い訳しておく。

         この作品、有名な親子の旅のシーンのみならず、主人公の刑事が全国津々浦々出張にいくシーンでも、風景のカットがやけに多い。穿って見れば、花鳥風月に重点を置き過ぎで鼻に付くような気がしないでもないが、この映画の重要な土地である島根に実際行ったときのこと。山深い景色が映画の場面とそっくりで、日本全国山深いところなんていくらでもあるけど、どこか独特のものを感じて、車を運転しながら「ヒデオー、ヒデオー」と叫んだものである。上手くいえないが、「ああ、映画と一緒なんだなあ」と感動したのだ。

         さてこの日は、先般撮影した映画の編集作業。一部風景のカットが気に入らなかったところを撮り直しに行ったことは既に先日述べたが、それを実際当てはめてみたのだ。

         風景を撮るのは難しい。まあ、自分の都合のいい日に天候の良さを期待すること自体、虫のいい話なんだが、はてさてこの映画を見た北陸の人間、あるいは映画を見た人が北陸に行ったとき、「ああ、映画と一緒なんだなあ」と思ってもらえればいいんだけど。


        チラシの打ち合わせ2つ

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            淀川河川敷で写真撮影をしている一団を見かける。劇団なのだろうかバンドなのだろうか、判断しかねる人数だったが、なぜそこで?という背景を選んでいる上、出来上がりが不安になるポーズを各自とっている。

           いやいやそんな人様に構っている暇ではない。我らの次回公演チラシの製作も追い込みだ。というわけで同日夜、東三国のマクドで打ち合わせ。写真の加工の具合をデザイナーの黒瀬が持参したいくつかの案から選び出す。
           できるなら本町あたりのスターバックスでやりたいクリエイチブな作業である。こっちは単に「これがイイねえ」と言ってるだけなんだが。出来上がりを見ていただければ理由がわかるが、今回のチラシは情報過多。なんせA3二つ折の予定なんで、黒瀬も苦心しておるのだ。

           それが終わって今度は某所公民館へ。これまたチラシの打ち合わせ。ややこしい話だが、俺がデザインを頼まれた別劇団のチラシの打ち合わせ。よその劇団のチラシを私が作るというわけだ。じゃあお前が自劇団のチラシ作れよという話。何だか子会社同士で金を行き来させる粉飾決算のような構図だが、他は削ってもチラシには金かけましょうという考えと、チラシを削って他に予算をという考えのそれぞれの結果である。平たく言えば俺は大してスキルがない。なので金を取らない。そういうことだ。

           今時はアドビ社のおかげで学生劇団のチラシなんかでも、すげーなーと感心させられる凝ったデザインのものが珍しくないんだけど、裏面は我らが学生のころと大して変わりない作りだったりする。チラシが締まるかどうかは文字情報の並べ方だったりするんだが、気付かない人は学生に限らず相変わらず多いでんな。難しいんですけどね。私も毎度悩まされます。


          「甲子園が割れた日」

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              その行き帰りの電車の中で、「甲子園が割れた日」というスポーツノンフィクションを読了してしまう。松井秀喜の5打席連続敬遠を取材した本だ。

             中村計という筆者はこのとき浪人中なためテレビなど見てなく、試合を見逃したと前文に書いていたが、このころ俺は高3。勉強もせずテレビかじりつき、同じ高3とは思えない、同じ北陸出身でややシンパシーを感じる強面の高校球児に釘付けだった。

             で、結果は周知の通り、明徳義塾が5連続敬遠という思い切った作戦に出て、松井は一度もバットを振ることなく敗れた。ぼんやりと俺は、よく年配の人間が嬉しそうに口にする「長嶋は昔、ナニソレしたことがある」的な伝説の一つに、これは将来数えられることになるんだろうなと考えていた。そしてまさしくそうなった。この本はそんな伝説の関係者を丁寧に取材していて非常に面白かった。

             俺の場合は、当の試合を一所懸命見ていたのでここに登場する人物を記憶しているから懐かしさもかなり手伝ってはいると思うが、面白さはそれだけではない。5連続敬遠という極端な作戦はいいのか悪いのかという二元論から出ることができたという点が最も面白かった。

             ここから話は逸れる。

             「明徳の馬渕監督の野球感」と、「星陵・山下監督の高校野球感」と筆者は表現するが、山下監督のそれは高校野球は教育の延長という考え方なのだろう。
             それはそれとして、多くのスポーツが大人になっても「教育」でやっている性格が濃いのが日本の競技会では足かせになっているんじゃないか。世界陸上の取材現場にいた知り合いと先日会ったが、陸連に「人に見られてナンボという感覚が完全に欠如してる」と呆れていた。負けたということとは別の部分でイライラさせられた選手が散見したのもそういうことなのだろう。唯一マラソンが健闘したのが、陸上では珍しい人気競技であったことと無縁ではない。

             筆者が書くように、この本を持って、連続敬遠の話は完全に過去のものになったと思う。けれどもプロないしはプロに準ずるレベルスポーツとはどうあるべきかという基本的なスタンスが、まだまだ日本では未消化のままだと、この本を読んでぼんやりと再確認させられた。



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