大人だろうに

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      職場内でのいじめについて、たまたま複数の番組で取り上げているのを見る。

     上司の権限をかさにきて部下をいじめるのをパワハラというらしいんだけど、くだらないなあと思う。「部下の根性がない」とか「上司の指導はどこまで許される?」とかいう話ではない。

     上司の指導なのか嫌がらせなのかという線引きは、現場で見れば実はちっとも難しくない。ちゃんと指導、命令できる上司か、馬鹿が暴れてるか、どっちかしかいない。なので、「あんたのやってることはそりゃパワハラっていう間違った行為だよ」と認識させることには意味がある。俺がくだらないなあと思うのは、言葉を作って新しく分類しないと気づかないのか?ってことだ。大人だろうに。

     一方でこどものいじめだとか自殺だとかも続いているけど、「昔はなかった」と堂々とテレビでしゃべってるオッサンがいまだにいるのを目の当たりにして、ああ驚いた。

     昔いじめがなかったら、「いじめ」は多分日本語じゃなくてカタカナ語になってる。スクールハラスメントとか。もっと言うなら、だったら忠臣蔵はありゃ何だとか、こんな陳腐なこと言わせないでほしいものだ。ちなみに実際は吉良さんという人はなかなか立派な人物で、日本の歴史上、最も歪曲された歴史に該当するようである。

     「昔はなかった」という人は、「ガキ大将が止めていた」と話が必ず続く。このおっさんもそうだった。「昔」なんて大雑把な桃源郷に逃げ込んでるうちは、多分効果的な対応策は見出せないだろう。もしかして自分の周りの大人のいじめから目をそらすため、自分たちのためにガキ大将を夢見てるのだろうか。

    劇団会議

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        ミーティングの日。デジタル銀幕フィルモグラフィの決算と、来年の活動について話し合う。劇団というのはたいてい、シャアの台詞「戦いとは二手三手先を云々」のように、次回次々回を常に考えつつ活動するものである。なぜなら芝居小屋の予定がたいてい半年先まで埋まっているので、先に先にと考えていかないと、「よしやろう」となっても、やる場所がありませんということになるからだ。そのくせ実はわれわれの来年の活動はまだ決まっていない。のんびりした話である。なんとなくフト立ち止まった、そんなところだろうか。

       さて豊中市内の冴えない公民館に、舞台ではあまり見かけないけど実は結構人数がいる劇団ころがる石の面々が集合して、互いに目を見合わせる。
       そういえば今日は一人多い。中野君の愛娘である。新規メンバーというところか。見慣れぬオッサンだらけでちょっと泣きそうなところが、どこかしら竹越君に似てるような気もする。
       というアホな話をしていたら、その竹越君が所属しているP・T企画のミステリ名作選に今吉が出演すると知る。団員の動向についてとかく無関心な劇団である。いかんいかん。えー皆さん、観にいきましょうね。謎解きとかあって面白いですよ。

       さて来年の活動方針であるが、結局今ここでディスクローズできるようなところまでまとまらなかった。まあなんというか、われわれなりに色々必死で知恵を絞っているということである。

      荻野、田口

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          バレーの男子が始まって、ちっとも一所懸命見てないくせに、荻野選手にはがんばってほしいなあと無責任に応援している。
         同郷というそれだけといえばそれだけなんだが、俺が彼を見ていた高校生のころ、全日本男子のエースは、今回スタジオで解説している中垣内で、セッターは今監督として高そうなスーツをきている植田だった。
         年齢差があるから当たり前ではあるんだが、周りがそれぞれ現役を退いた中、未だユニホームを着て、それも代表に選抜されている荻野はそれだけで格好ええなあと思う。見てくれは相変わらず日本海顔ですが。
         外見だけで言えば、やや太ったけど、相変わらず背筋が伸びた植田監督がNHKのプロフェッショナルに出てきそうな凄腕経営者のような男っぷりすね。

         ところでやれ松井だ松坂だとかまびすしいが、少なくとも今年のシーズンに関して言えば、何といってもカージナルス田口だ。荻野と同世代。ロートルの活躍がシビれるぜ。

         ワールドシリーズMVPに選ばれたのはエクスタインという選手だが、陰のMVPは間違いなく田口である。多くの日本人は「補欠がドサクサ紛れでチャンプのおこぼれに預かった」程度にしか捉えてないかもしれないが、田口がスーパーサブとしてきっちり仕事したからカージナルスは優勝できた。
         リーグ優勝決定戦のメッツ戦、絶対的な守護神ワグナーから本塁打を打ったのがその象徴。最後の最後に出てくる抑え投手と、貴重な場面で出てくる代打は、立場は同じようなものだと思う。で、田口が打った。要はそういうことである。
         アメリカのファンは皆それを知っている。監督は「田口がMVP」だと言った。日本のメディア向けじゃなくて、カージナルスのファン向けに、だ。日本じゃあんまり知られてない。いいのかそれで。

        ルート1完成

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            バンドの日。公演の関係で間が空いたので久々のスタジオ入りに気分も高揚してくる。

           この日は、バンドの二つ目のオリジナル「ルート1」を完成させた。このバンドを方向付けるような代表曲になりそうな雰囲気のする曲だ。
           というか、前回ほとんどできたなと思っていたんだけど、間奏への入りはどうするかとか、AメロとBメロのつなぎの部分はどうするのか、とか、細かいところをつめていくと案外時間がかかるものだと気づかされた。
           バンドに関しては、映画撮影以上に初心者なので、映画のとき以上にひとつひとつが新鮮で楽しい。ルート1に関しては、俺も結構アイデアを出せたし、こんな調子でオリジナルをどんどん仕上げていきたいなあと思う。
           やっていることは、古典ロックを辿る旅、つまりパクりパクりのパックマンだが、今あんまりやってないタイプの曲なんじゃないかという気もする。

          雄琴停車

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             1週間近く滞在した東京を辞して、直接田舎に帰った。新幹線を米原で乗り換えて北陸線の乗るのは、何年ぶりだろうか。米原は東京に比べるとやけに暑くて、ついでにここで新幹線を降りる客は、ほとんどが北陸線に乗り換える。特急「しらさぎ」は大混雑である。車両が半分かそれ以下の連結数になるから、全員収まるのだろうかと心配になったが、全員収まった。

             

             1時間強揺られて我が故郷に到着。京阪香里園や阪急蛍池のように、一昔前に比べればやけにモダンに垢抜けた駅舎に降り立った。田舎の駅はどこも東京と同じような感じで面白くないと、向田邦子だったか、書いていたのを思い出す。国語の授業か試験かで出てきた文章だった。当時中学生のころ読んだときは、いかにも都会人の発想だと反発を覚えたものだが、東京の街並みを見ていると、少しの金で地元の独自性を演出するというセンスに出くわすから、少なくとも「他の方法がある」という学ぶべき幅があるのは間違いない。

             

             田舎では。親が購入した強力なパソコンで芝居関連の印刷物の制作といった仕事をこなしたり(なんせフォトショップやイラストレーターといった重たいソフトがワードなみの速さで立ち上がる)、ビールを飲んだり、姪が海に行くのに付き合わされたりビールを飲んだり。ただいま同地に赴任している会社員時代の先輩T氏と語らい合ったりビールを飲んだり、既に二児の母となっている高校時代の同級生数人とランチを食って、子育てトーク(それも全員「2人目の面倒くささ」について語っている)に全然加われずにビールを飲んだり、であった。

             

             短い滞在を終えて大阪行きのサンダーバードに乗り込むと、人身事故で急停車した。この列車が事故ったわけでなく、大阪の摂津富田あたりで起こった事故の影響で、雄琴という渋い駅で降ろされた。折角なので京都駅で「阪急に乗り換える」と代替輸送の手続きをとって京都市営地下鉄と阪急をただ乗りした。京都駅はホテルルワンダ並の混乱具合で、東京で起こった大停電といい、都市をパニックに陥れるのなんて簡単なんだなあと重いながら、母親がくれた「最近お気に入りのパン」という田舎の有り難味も特にないものを食した。
             



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